【ポケカ】確率の話とか【雑記】
最近ポケモンカードのモチベが高くて週2くらいでやっているんですが、雑なプレイングが目立ってきたのでこれを機に、確率のお話を少ししたいと思います。
というのも、自分は数字に裏付けされた事じゃないと納得できないという性格なので、備忘録として残しておきたいと思いました。
なお、この記事に書いてあることはポケカプレイヤーなら誰でもわかる事しか書いてないので得るものは殆どないです。それでも読みたい暇な方はどうぞ
目次
前提
まず、前提条件として以下を挙げておきます。(殆どの理由は計算が面倒だから)
- 参考デッキはとくにありません。使用率の高いカードはピンポイントで指名することがあります。
- 「目的とするカード」は基本的に4枚積み。
- 「目的とするカード」は基本的にサイドに落ちていない。
- 「目的とするカード」は基本的に1種類のカードである。
- その他の前提がある場合は各場所で定義します。
最初の7枚
準備段階の7枚ここでハイパーボールを引けるかが勝利のカギになるデッキもありますね。よるのこうしんで言うと「ハイパーボール」や「バトルコンプレッサー」などでしょうか。
いずれにしてもこの7枚が勝負を左右することには変わりません。
1.1種類の「目的のカード」を引く確率
まず最初に初手の7枚に「目的のカード」が1枚以上存在する確率は以下の式で求められます。
(60C7-56C7)÷60C7×100 [%]
最初の7枚はサイドを置く前のため、この場合の数は60C7通りあります。
60C7=
60×59×58×57×56×55×54 ÷ 1×2×3×4×5×6×7
=386,206,920 通り
そして、最初の7枚に「目的のカード」がない場合の数は56C7通りあります。
56C7=
56×55×54×53×52×51×50 ÷ 1×2×3×4×5×6×7
=231,917,400 通り
以上から60C7-56C7=154,289,520通りの「目的のカード」がある場合の数が求められます。
求めたい場合の数(154,289,520 通り)÷全体の場合の数(386,206,920 通り)×100
≒39.95 [%]
なので、「目的のカード」が1枚以上初手で来る可能性は約40%となります。
つまりは初手からハイパーボール打ってるひとはこの時点でちょっと上振れてます。ズルですね。
…しかしこんなことを計算しても実は何の意味もありません。
2.「目的のカード」になりうるカードを引く確率
1.での計算は4枚入っている1種類のカードをピンポイントで狙うときの確率です。実際は「プラターヌ博士」を使いたい時、素引きする他に、「ハイパーボール→カプ・テテフGX→プラターヌ博士」や「トレーナーズポスト→ハイパーボールやプラターヌ博士」などいろいろなサーチ手段がある場合が多いです。
以下のグラフは1.と同じ計算方法で投入枚数と確率を表したグラフです。
面倒なのでExcelくんにがんばってもらいました。このグラフを見ると、(目的のカード本体も合わせて)12ルートくらいあれば80%以上の確率で目的のカードを引くことができます。あとは自分の運と相談してください。
例)1ターン目にミツルを持ってくる計算
デッキに入っている枚数が
カプ・テテフGX 3
ハイパーボール 4
ミツル 2
の場合は合計9枚となるので約70%の確率でミツルを手に入れることができます。恐ろしい。
(※この場合では、トレーナーズポストやシェイミEXなどの再び抽選が絡む要素は排除しているので、これらを投入している場合は確率はもっと高いです。)
結論
結論としては「サーチ手段は多めに入れましょう」です。はい。んなことサルでもわかりますね。
まぁ、初手の事故が多いと感じる方はこれを機に構築を考え直してみてください。運に頼るのは最終手段で、そこまでは構築とプレイングを磨きましょうということでした。
最後に
いかがだったでしょうか。この記事が少しでもデッキ構築の参考になれば幸いです。
今回は初手の7枚についての計算だけでしたが、まだまだ計算したいことがあるのでもしかしたら続くかもしれません。その辺は期待せずに待っていただきたいです。